ACMF2017 day2 (09.03)

肌寒さを感じる曇りから眩しい晴天へと移り変わった昨日の勢いそのままに、朝から気持ちの良い青空が広がる2日目。日差しが強く暑く感じたけど汗はかかない程度だったからやはり秋田は涼しいんだなぁ。

 

~オープニング~
オープニングのメッセージVTRは昨日と同じで加藤夏希さん、生駒里奈さん、柳葉敏郎さん。VTRが終わると進行の高橋航さんが登場。2日目の開会宣言は副市長。かっちゃんと呼んでくださーい!と言う副市長に早速かっちゃーん!!!と呼びかける観客。「由利本荘市にこんなにも沢山の人がいる!まるでここは渋谷か新宿東口のよう!!」という副市長のノリの良さに早くも抜群の盛り上がりを見せる会場。ほんとかっちゃん副市長面白かった(笑) そして今日も主催者高橋優が呼び込まれる。昨日と同じ黒のスキニーに虹Tシャツ、黒のジャケット。へへへ…今日もかっこいいな(惚)。優くんも副市長のことをかっちゃんと呼びつつ、「でもかっちゃんて呼んでいいの今日だけだからね。たぶん明日言ったら怒られるよ?」と忠告(笑) 2日目のOAは「現実という名の怪物と戦う者たち」。"出会えてよかったと心から言える人が少しずつ増えてく"優くん自身がそうやって人と人との繋がりを増やしてきたから、こうして沢山のアーティストを招いて故郷秋田でいろんな方の協力を得ながらフェスが出来ているんだろうなと。そしてそんな優くんを好きになったおかげで、私にもそう思える人がたくさん出来たしこの2日間でたくさん会うことが出来た。そんなことを思いながら2日目もこの時点で胸がいっぱいになる。

 

ミラクルひかる
この日のトップバッターは2日連続出演となるミラクルひかるさん。だいたい昨日と同じネタで進めていくため「昨日見た人も初めて見た感じでお願いします笑」と。2日続けて見てもボサノバの人と青汁の奥さんが面白すぎた。

 

この日もコラボは「昭和の感じの人」。ミラクルさんが2日続けて出演してくださったおかげで2日続けてデコ出し×白スーツを拝めた(感謝&感謝)。「二人の銀座」歌う時の優くんの歌声(本物に寄せてる感じ)がハイパー好き。あの声どっから出してるのか分からないけど(笑)こんなに声色を自由に操れる人だったのかとそのポテンシャルの高さに驚く。リズムの取り方や目線などよく研究されている"それっぽさ"。2日目はかきあげてる前髪が1日目よりふわっとしてたような。この日も名乗りも紹介もなく高橋優さんに似た昭和の感じの人としてそのまま退場(笑) 歩き方までしっかり昭和だった笑(肘を曲げたまま前後に振る感じ)

 

~FLOW~
1.Re:member
2.DAYS
3.Steppin'out
4.流星(コラボ)
5.COLORS
6.風ノ唄
7.GO!!!

 

世界ツアーもこなすFLOWは所狭しとステージを駆け回り一瞬にして観客全員を惹き付ける圧巻のパフォーマンス。初めてライブ見たけどKEIGOさんもKOHSHIさんもめちゃめちゃジャンプするのね。めっちゃ跳ぶなーってたぶん私口開いてた←。KEIGOさんが「秋田凄いな!何このあったかい空気!」「昨日も良かったみたいだけど1日目超えていけるよね??」って言ったり、Steppin'outで皆でタオル回した後も「凄い景色!最高なんて言葉じゃ足りない!」と言ってくれて観客をノせるのが上手いなーと思う。

 

コラボは優くんにぴったりだと思ったとの理由で「流星」。歌詞がとても素敵でスっと心に入って沁みた。呼び込む前に「今年は優くんと共演したり一緒に番組やること多かったけど、こうやってライブで一緒にやれるのが嬉しい」とKEIGOさん。呼び込まれた優くんが「KEIGOさんの言葉ってひとつひとつ感動する」「泣きそうになる」etc…と話していると、KOHSHIさんに「あんまり褒めると逆にdisってるように聞こえる」とツッコまれる(笑) そんなやり取りからも両者の親密さが伺えてほっこりしたし、優くん自身かなりリラックスして楽しんでいるように感じた。(でも本当に秋田を良く言ってくれたり優くんのことを凄く想ってくれている言葉は高橋優でもなければ秋田県民でもない私も本当に嬉しかったから、優くんが泣きそうになる気持ちは分かるよって思った。素晴らしき心の相方。)

 

そしてFLOWさんはラストの曲「GO!!!」が楽しすぎた。C&Rありジャンプありで弾けまくった後、「みんなでウェーブやろう!」ってことで皆で前から後ろにウェーブ。この時優くんも袖で一緒にしゃがんで跳んでいて健気というか無邪気というかもう愛おしいが過ぎる…好き。見えないところでも優くんも一緒になって楽しんでいるんだなと。で、この「GO!!!」の最中にKOHSHIさんのズボンが破れるハプニング。それを優くんが自分のステージの時のMCで、お客さんに「気づいた?笑」って皆知ってるくらいの感じで聞いたんだけど、実は案外誰も気づいてなくて「え、やべぇこれ言っちゃダメなやつだったかな、すみません(焦)」ってステージでひとり恐縮しまくってた。この突然の後輩感に萌えた( ˆωˆ )♡

 

はなわ
2年続けて出演してくださったはなわさん。まさか私の地元(長崎)と隣県の芸人さんを秋田で見ることになるとは。「空港着いて移動中なんかネタないかな?って景色見てたけど秋田ほんと何もないねw 佐賀に似てる(笑)」 はなわさんも地元大好きなのが伝わってくる。

 

コラボは話題の「お義父さん」。優くん自身凄く好きな曲らしく、「僕は結婚していないから分からない世界のはずなのに、このピンポイントの話がなぜか凄く胸に刺さって感動したんです。」…ということをテレビ局のトイレで伝えたらしい。場所なww はなわさんに纏わる実話だからか優くんはギターのみで唄わなかったけど、ジーンと胸をうつ曲で会場でも涙する人が多かった。

 

SCANDAL
1.瞬間センチメンタル
2.太陽スキャンダラス
3.Stamp!(コラボ)
4.夜明けの流星群
5.少女S
6.Image
7.テイクミーアウト
8.LOVE SURVIVE

 

可愛いのにカッコいい。鳴らす音やパフォーマンスの姿勢はまさにロックで、芯の強い凛とした姿がほんとめちゃめちゃカッコよかった。

 

コラボは「Stamp!」。優くんはSCANDALのグッズである半袖の白シャツで登場(素敵…!)。このコラボの途中でこのフェス初めての雨に見舞われる。ポツポツ降り始めの頃「雨降ってきた?」と心配そうに声をかける優くん。次第に本降りになりお客さんも合羽着たり荷物包んだり対応に追われる。そんな中SCANDALは前に前に出てきて会場を盛り上げ、優くんも「雨に負けるなー!!」と煽る。それに応えるように観客も一生懸命手拍子を続け、会場に独特の高揚感と一体感が広がった。HARUNAさんが「青空の下で唄うことを想像していた」と言う通り、この歌を晴れた空の下で聴けたら最高に気持ちよかったと思うけど、雨が合羽に当たる音さえもひとつの楽器として加わり、突然の雨も最高の演出に変えてくれた。

 

「通り雨だから必ず止むから!」と安心させてくれる優くんの言葉通り、Stamp!が終わってMCが始まると雨は止んだ。話題はSCANDALと優くんの出会い"ロックの学園"について。当時SCANDALはデビューして間もなく決して満員とは言えない会場で制服姿で歌っており、一方優くんはまだデビュー前、歌うスペースも室内ですらなく外で上裸でアコギを掻き鳴らしていた頃。
高「お互いにヒリヒリしていたよね。」
S「上裸で歌ってるから危ない人だと思った。笑」
高「でもそれが今やこうして同じステージの上で歌っている。」
おおよそ10年、お互いがそれぞれの道を歩み続け自らの力で今の姿をつくった。仲の良さとリスペクトし合う関係性がこちらにも伝わってくる。そんな両者だからやはり話し始めると止まらず、スタッフさんがぐわんぐわんに腕を回した巻きの合図により優くん強制退場w 仲良いとほんと話長くなるよね(笑)

 

=休憩=
今日も航さんと優くんで軽いトーク。雨が降ったため寒くない?風邪ひかないようにね?と声をかけてくれる。このタイミングだったか定かじゃないけど、話は鳥海山の標高(2236m)の覚え方について。一般的な覚え方は「ふじさんろく(富士山麓)」らしいけど、優くんは小さい頃から「じじぃさぶろう」だったと。この時々垣間見得る男の子感。「おれ、ずっとそうやって覚えてた!(えへっ)」…かわいいかよ。
あと、優くんが会場にいる人に「アノラック着れ?」って言っててアノラックが分からなかった私。防寒着ってこと?不意に出てくる方言にほっこり。

 

スガシカオ
※たぶんあと1、2曲くらい歌ってたと思う。
1.19才
2.Real Face
3.夜空ノムコウ(コラボ)
4.家族になろうよ(コラボ)
5.progress
6.午後のパレード
7.したくてたまらない

 

昨年に続き出演してくださったスガさん。圧倒的な歌唱力と20年のキャリアから感じられる余裕。1曲目から釘付けにする技量は流石としか言いようがない。個人的に嬉しかったのはReal Faceが聴けたこと。「僕こう見えてけっこう楽曲提供してて~。」と言ったので夜空ノムコウが来るかなーと思っていたら、入りの1フレーズをアカペラで歌い出したReal Faceに痺れた。パンチのあるKAT-TUNのReal Faceとは一味違う、大人の男の色気とキリキリした切なさに惹き込まれた。

 

コラボは「夜空ノムコウ」「家族になろうよ」。この2年くらい何かとセッションの多いふたりは終始慣れた空気感で進めていく。スガフェスでのスガンプーユTシャツの話をしながら、
ス「でもスガンプーユってもう1人いるんだけどね、ギャラ安いからってバックれたんでしょ。」
高「月9俳優になっちゃったから来てくれない。」
ス「本人いないとひどいこと言うよね。笑」
高「いやいや本人いても言いますよ、本当に仲良いから。笑」
この3人の信頼関係が伺える素が覗けたような会話。本当に仲良いんだろうなぁ。今日はスガユとして2人で再現します、とのことで歌い始めたのは「夜空ノムコウ」。歌い出しのアカペラのハモリがあまりに綺麗で鳥肌が立つ。美しくも切ないハーモニーにうっとり。

 

ここまでコラボはずっと1曲だったから優くんはこれで終わりかなと思いきや、続けて「家族になろうよ」が始まり心が震える。しかし歌い出した途端強風によりスガさんのマイクスタンドと譜面台が倒れ中断。‪設置し直している間、‬
‪高「また倒れたらどうしましょう?」‬
‪ス「そのまま唄うよ。」‬
高「???」
ス「地声で。」
‪高「…!!!かっくぉいい~痺れるうぅ~!!」‬
‪この痺れるうぅ!!がなんかキャッキャしててかわいかった笑。でもスガさんもリップサービス的な答えとは言えサラッと言ってのけててまじでカッコよかった…。
仕切り直して「家族になろうよ」。"100年経っても好きでいてね"の優くんの声が優しくて優しくて。この2日間泣きそうになることは何度もあったけどその度になんとか泣かずに堪えていたのに、まさかのこのタイミングでボロ泣きした私←。だって本当に優くんの声がやわらかく優しく包んでくれるから。そしてその後のスガさんの透き通る歌声も本当に美しくて。極めつけは最後の"幸せになろうよ"。こんなこと優くんに言われたらもう…(T_T)(T_T)(T_T) 十分分かってはいたことだけど、優くんって本当に優しい唄い方ができる…。それはやっぱり優くん自身が優しい人だからだろうなぁ。あぁ幸せになりたい←。

 

椿鬼奴
酒灼けにより手にしたハスキーボイスでBON JOVI絶唱する奴姐さん。掠れに掠れて全く出ない高音は何回聴いても笑うww でも奴さんのハスキーボイス実はけっこう好き。 秋田のこども達に「酒灼け」と「逆流性食道炎」を覚えさせる奴さん(笑) 夫であるグランジの大さんは秋田出身。この日も一緒に来ていて、おもむろに舞台上に現れ奴さんの着替えの補助をしたり、袖で準備する間に夫婦でラジオ風漫談やってた(笑)

 

コラボはBARBEE BOYSで「目を閉じておいでよ」。
ぎゃーーー♡♡♡ デコ出しagain~!!!!!そして黒シャツ黒ジャケ黒スキニーという全身黒の細身シルエットしかも黒のグローブまではめてるぅ!!!!!全身黒×デコ出しのカッコよさは究極。腰を少し折るようにして片手をマイクにかけ唄い、ソプラノサックスを手に体を左右にくねらせる姿がso sexy !!!!!!!!!! 色気ダダ漏れ~~~♡♡♡♡♡ そして極めつけは"目を閉じておいでよ"で手をクイクイっとするジェスチャー………(昇天)
私はわりと鳥海ステージから距離あったんだけどそれでもこの興奮度だから、もし近くで見ていたらきっと息止まってた…危ねぇ。(これ書いてる時にちょうど優くんがその時の写真をツイートしたのでさらにおかしなテンションになってます…ご了承を) 全体通して色っぽくクールにキメるはずが、奴さんの出ない高音と自由奔放過ぎる動きに堪えきれず最後後ろ向いて吹き出してたの激かわだった。ふふふ♡。優くんって90年代の楽曲、あるいはもっと前の歌謡曲が似合うよなぁ…。しかもこれは優くんからのリクエストだったらしい。ただし参考にしたのは本家ではなく奴さん×RGさんの方だそう(笑)。優くんカッコイイし奴さん面白すぎるしほんと最高だった。

 

~高橋優~
1.Mr.Complex Man
2.BE RIGHT
3.虹
4.パイオニア
5.こどものうた
6.明日はきっといい日になる
7.泣ぐ子はいねが
8.ロードムービー
9.福笑い(出演者とともに)

 

長い道のりのように感じた今日までの日々も始まってしまえばあっという間。それだけ充実した2日間だったのだと思う。この日も深く長いお辞儀から始まる。残すは自身のステージのみ。今年も無事ここまで辿り着いたことに対して少しホッとしているようにも見えその姿にジーンとした。

 

「Mr.Complex Man」「BE RIGHT」感慨に浸ったのも束の間、1曲目からアグレッシブでアッパーな選曲に会場が沸き、みんな飛び跳ねともに叫ぶ。この日のアラカルトは"雪の茅舎を呑ませてくださあああああい"。(いやほんと美味しかった雪の茅舎。) この日の天気を振り返りながら「雨に濡れて風に吹かれて帰ろうかとも思っただろうに、ここまで残ってくれてありがとう。雨にも風にも負けずに行こうぜ秋田!!!」と感謝の思いとともに再度バッキバキに煽る。でもその後すぐ「とは言え無理しないことが前提だからね。その上で負けないでいこうぜってことだから。」とつけ加えるのがとっても優くんだった。優しいなぁほんと。半袖の人に「寒くない?上着着れ?」って訛りながら言ってあげる姿にもほっこり。
「虹」MCでそんなことを言ってる最中にまた雨が降り出す。間奏中何度も「大丈夫?」「風邪ひかないでね」と声をかけてくれる。この曲だけでも晴れていて欲しいのになぁと思っていたけれど、サビの"その手をかざせば"のところで空を覆った雲のわずかな切れ間から太陽の光が差し込んでなんとも言えない凄く幻想的な景色が広がった。"負けるわけにはいかない勝ち続けなきゃいけない やめちまえばいいあきらめろと囁く自分に"覚悟が伝わってくる強い強い唄声に胸がいっぱいになる。
「パイオニア」「こどものうた」「明日はきっといい日になる」"怒涛"という言葉が合う無敵のラインナップ。"揺らせ揺らせ!!!!!鳥海山を揺らせぇぇぇ!!!!!!!"の煽りが最高にアツい。もうほんと狂ったように飛び跳ねて腕振って叫んだ。にしても、こどものうたを唄うとは。老若男女に来て欲しいと願うこのフェスでこの選曲。センセーショナルな歌詞に秘められた「愛」や「生」に対する思い、老若男女に来てもらうからこそ聴いてもらいたい曲かもしれない。
「泣ぐ子はいねが」2日目の泣ぐ子はC&R練習で優くんの歌い出しとダッチさんのドラムのタイミングが合わなくて、お客さんがレスポンスしてる合間に後ろ振り返ってマイク通さずごめんって言いながら片手あげる仕草してた。で、「もっと出るだろぉ!」と煽った後で、もう1回C&R始めたら再度タイミング合わず2回目のごめん(笑) バンド音→優くん歌い出しみたいな予定だったんだろうけど、優くんがフライングで歌った感じというか、それだけ優くんも興奮してたのかなーと思うとそれもいいなぁと。

 

この日私はA1の左側柵前。せっかく秋田まで来たしほんの少しでもハイタッチできたらいいなぁと淡い期待を寄せてみる。ドキドキしながら待っていると2番でA1側へ走ってきた際に左手の指先にわずかに触れた。うひょー!指先だけだけど触れたー!!!夢が叶いふわふわ。そうこうしているうちにサビが近づき折り返して戻ってくる優くん、あわよくばまた指先触れたりしないかなー。そしてサビに入る直前、歩いてきた優くんが私の目の前で止まる。同時に私の思考も止まる。
?????????????????????????????????秋田はもちろんイベントの多い東京も遠い。芋煮会の縁日や自伝のサイン会など至近距離で会う機会もあるけれど、なんとなく私には一生縁のない話だと思っていた。優くんが生まれ育った秋田がどういうところか見てみたい、その秋田で優くんの唄を聴いてみたい、それが叶っただけで十分幸せだったけど…。時間にすればほんの数十秒。それでも、熊本と秋田、おおよそ1500kmの距離が秋田で0になった瞬間は一生忘れない。

 

ロードムービー」気持ちのこもった振り絞るような唄い方。個人的にあたたかく優しい歌詞とメロディーの唄を振り絞るように唄うのめちゃくちゃ好きで…"価値があるんだよ"の"ある"のところとか。ちょっと嗄れるぐらいに唄うの胸がぐわあっってなる。あとこの日も空見ながら唄ってた。
「福笑い」この日はロードムービーに続きそのまま出演者を呼び込む流れ。それなのに池窪さんがフライングで帰ろうとしてて優くん、バンドメンバー、スタッフさんなど全員にめちゃめちゃツッこまれてたw 残ってくださったスガシカオさん、FLOW、SCANDALミラクルひかるさん、椿鬼奴さん皆が虹Tシャツを着てステージへ。FLOWはメガネまでかけてくれてた。このメンバーで唄う福笑いの豪華さよ。幸福感の極み。歌い出しはスガさんで、優くん聴き入って自分のパート(難しい顔~)を歌い忘れる事態(笑) 奴さんまさかの1オクターブ上での絶唱に一同爆笑。優くんも顔くしゃくしゃにして口おっきく開けて本気で笑ってた(…愛おしい)。ラスサビはスガさんのハモりつき。
高「打ち合わせもしてないのに…!」
ス「スガフェスでやったからね。」
スガさんの優くんを可愛がってくれてる感ハンパない。そしていくらやったことがあるとは言え、打ち合わせすることもなくサラッとハモるスガさんの技量に感服。

 

そんな幸せに満ちた福笑いが終わり出演者が退場。奴さんはハケる時も何かやっててまたも爆笑。「何だあの人!面白すぎる!全部持ってかれる!」と笑う優くん。ほんと奴さん最後まで面白すぎたww スガさん、KEIGOさんとはハグしてお別れ。本当に先輩に愛されているね。そして男同士のそういうの憧れる←。FLOWのTAKEさんはDuttchさんのドラムスティックを勝手に客席に投げて退場w(そもそも福笑いの途中からDuttchさんの横でスティック片手にリズム取ってたし自由過ぎ笑)。SCANDALハケる時は全員と握手してしばらくその手を見つめてニヤニヤしていた優くん(エロオヤジ)。

 

この日も優くん+バンメンさん+会場の皆で写真撮影。準備している間に優くんが「寒くない?風邪ひかないでね。残らせてごめんね。」と。いやいや、残りたいんですよ、いつまでも一緒にいたいんですよ。アーティスト側から残らせてごめんなんて言葉が出るとは思わないからびっくり。どこまでも優しいというか謙虚というか。さらには「もう少し一緒にいて…ください。」というまさかの告白(?)にバンメンさんからも会場からもヒュー♡と冷やかされ恥ずかしそうに笑う優くん(激烈にかわいかった…)。
※この告白した台詞は私自身は正確に聞き取れなかったんで、優友さんから教えてもらいました。

 

写真撮影も終わりバンメンさんも順に退場。そういえばはっちゃんは「御大」と呼ばれているらしい。貫禄があるからだそう(笑) ステージは航さんと優くんふたりに。ここで航さんより「優くんから発表がありまーす!」と。
優「2つありまーす!まず1つ目!…11/22に!」
まさかの"いい夫婦の日"にざわつく会場。どこからともなく聞こえる「結婚?」の声。ステージまで聞こえたようで「え?結婚?」と笑う優くん。なぜか話は航さんと優くんが結婚するという方向に。満更でもない航さんに対し、「日本ではまだそういうの認められていないから。」と答える優くん (真面目か!)。18thシングルのリリースと全国ツアーが発表されました。この時優くんが言ってくれた言葉、「みんな今回全国から来てくれたでしょ?今度は俺が会いに行くから!!!」 地方に住む人にとってどれだけ嬉しいか。地方民はいつも待ってるんだよ、ずっとずっと待ってるんだよ。でもこの言葉を聞いて相思相愛というか、会いたいと思っているのは優くんも同じなんだなと感じられて嬉しかった。

 

全プログラムが終わり優くんも退場。最後も長く長く深いお辞儀でした。

 

両日通して優くん自身リラックスして思うがままに唄っている印象だった。最後まで本当にニッコニコしながら唄っていて、秋田で様々なアーティストと音楽ができることが、それを秋田の人に受け取ってもらえることが本当に嬉しくて楽しいんだろうなと。それと同時に言葉や表情の節々から秋田で、キャラバンで、フェスを行っていくことへの覚悟や気迫も痛いほどに強く強く伝わってきた。優しい笑顔とやわらかい物腰の奥に秘めた熱くブレない姿というかちょっと頑固なまでの決意というか。

 

「キャラバン」と銘打ったこのフェスの真価が問われた今年。立地、交通、天気…様々な課題に直面し乗り越え、2日間最高の音楽を届けてくれた。残った課題はきっと来年以降に活かされるはず。終演後のインタビュー‪(スポーツ報知‬)で答えていた言葉、「ホップステップジャンプじゃなくホップが続いてもいい。規模や形が変わっても13年間実施していく。」あの会場で直接その姿を見ることができて、その決意を感じることができて本当に良かったなと思う。

 

私にとって初めての秋田、初めてのフェスだった今回。フェスの2日間は勿論、観光してまわった前後2日を含めた計4日間。毎日楽しいことばかりで、幸せなことしかなくて、ずっと笑って過ごしていた。楽しいだろうと期待していたけれど、その期待値の遥か遥か上を行く奇跡のような4日間だった。私が次を迎えるのはいつになるか分からないけれど、また絶対に来たい。秋田にも、ACMFにも。

 

今年も本当にお疲れ様でした。
秋田も高橋優も最高にカッコいい。